右近こうじ作品展
「孤影」
2017年11月21日(火)〜26日(日)
スペース・パナクティ/奈良
いつもならば、近鉄電車の王寺駅からパナクティのある竜田川駅まで乗って、
帰りは竜田川駅から王寺駅へ戻るのだけども、
搬入日と初日は近鉄百貨店と重なっているので、
いつもとは逆の生駒行きへ。

20年以上この場所に来ていて生駒方向の電車に乗るのは
初めてだなぁと思いながら、車窓から見える紅葉がキレイで。

掛け持ちの二日間、ちょっと大変かと思っていましたけど、
移動の電車の窓から流れていく色付いた山々の美しさに癒されて
リフレッシュしました。
元気出ました。

毎年一番乗りのお客さんは平群の雨雲達で、搬入日に作品を展示しているとパナクティの大きな窓ガラスに張り付いた雨粒たちが
「今回はどんな絵を描いてきたん?」と語りかけくるのです。
夜に窓を開けたら、いつもそこにあった木蓮や、
一昨年のクリスマスの朝の出来事なんかを描いたりしてきんだよ。と、翌日からのリハーサルを兼ねて。

20年以上前に初めてここで作品を展示した時はグループ展でした。
僕の絵は同じパステルで描いているとはいえ、描きかたもモチーフも今とは違っていて、
その頃からの作品を知っている方たち、「ご無沙汰してます。」「久しぶり。」と挨拶する方たちとは、
なんだか同窓会のような雰囲気になってしまいます。
ずいぶんと年齢の幅の広い同窓会です。
同じ校舎の窓からひとつの風景を見た者同士ではなく、
パナクティの窓から一緒に平群の雨雲たちを見た者同士の同窓会です。


フライヤー画像はこちら

最終日も突然の雨。見送ってくれてんだねぇ。ありがとう。平群の空と雨雲に挨拶して一週間の展覧会を終えたのでした。
今回は初めてお会いできた方も多くて、絵を描いている方たちとこの空間で話をすると、
あの頃を思い出したりして、嬉しかったり懐かしかったり、僕も頑張ろうって思ったり。

ご来場いただいた皆さま、スペース・パナクティの皆さま、ありがとうございました。

photo: T.haida



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